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着物の上に羽織るコート(道中着)からチャイナジャケットへのリメイクをご紹介。


お母様の箪笥に眠っていた道中着をいただき、チャイナジャケットへリメイクするご依頼をいただきました。

道中着とは着物の上に羽織る着物コート。
明治中期の28年~29年頃に女性用の外出着として、東(あずま)コートの名前で流行したのがコートの名前の始まりとされています。
着物コートは現代では洋服のデザインを取り入れた袖や襟も多く見受けられます。
一般的なものとしては、道行衿(角衿)が多くの方に愛用されています。


- リメイク内容 -
着物ならではの直線で構成された身頃、衿、長い袖(袂)のデザイン変更を実施。
チャイナジャケットの特徴であり最大のチャームポイントの組紐ボタンとスタンドカラーを前面に表す再構築となります。
大きく空いた衿元(道中衿)は袖の袂をカットした生地を利用して衿元とスタンドカラーを作り上げていきます。
組紐ボタンも既存の加工品を付けるのではなく、共布のチャイナボタンを製作し取り付けます。
より一層チャイナジャケットのスタイルを強く印象付けムードが高まります!

着物特有のしなやかな生地の落ち感と織柄模様にチャイナジャケットの要素が組み合わさる今回のリメイクは違う国の民族服であってもアジアという地域の共通性を感じ、興味深く面白いと思いました。

世界に民族服は様々な土地、風土、文化、生活の中から生まれています、遠く離れた国なのにどうしてこんなに似ているの?!という服があり驚きます。
こうしてルーツをみてみるとと洋服の面白さが深まり楽しくなります。

現代のファッションキーワードでもあるdiversity (多様性)。
国や年齢、性別あらゆる物を組み合わせ超える表現として、チャイナジャケットのへのリメイクはまさに現代のファッションの一つの選択(自由)を感じさせるリメイクと感じます。
まさにそれを実践されているお客様とスタイリング画像もご紹介させていただきます。

どうぞ参考にしてみてください。


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